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03/07/2009    ポリ張り込み
どーもドッグミンチです。


確定申告に行かなきゃいけないんですけど、役人ってサービス精神の欠片も無くてマジファックなので今年はE-TAXとかいうネットでできる確定申告にしよう!とソフトをダウンロードしてみました。

しかしこのソフト、いかにもお役所ソフトって感じでサービス精神の欠片も無いんですよ。
書類の名前と数字を書き込むボックスが無機質にズラーッと並んでて、税金の知識がかなりある人じゃないと使いこなせる気がしません。チュートリアルくらい付けといて欲しいです。
4時間くらい国税局のHPやWIKIとにらめっこし、悪戦苦闘して書類を書き上げてみました。
で、役所に送信するにはどうするんだ?と調べてみると、「まずは役所に来て、ICカードを作成してください。カードリーダーは自腹です」と来たもんだ。

…なめとんのかい。だったらカード作りに行く時に確定申告するっつーの。

利用率わずか0.2パーセントってのも納得。税金500億もつっこんでこんな使えないソフトが出来上がるなんて日本七不思議の一つだぜ!S・H・I・T!
はあ…仕事休んで役所に行くしかないか…アホくさ…



さて、いよいよポリの張り込み(成形)まで来ました。
RIMG0314.jpg
石膏のジャケットを万力で固定します。

RIMG0315.jpgRIMG0316.jpgRIMG0317.jpg
ポリ作業に必要な物は大体こんな所。

★素材
・生ポリ(ポリエステル樹脂。くさい。)
・タルクまたはアエロジル(増粘剤)
・パーメック(硬化剤)
・コバルト(促進剤。入れないと硬化しない。または極端に遅くなる)
・調色済みポリ(生ポリ+タルク+ラッカー塗料+コバルト。別名ゲルポリ)
・マット(チョップドストランドマット。ガラス繊維をシート状にまとめた物)
★道具
・ブタバケまたは筆
・計り
・紙コップ
・割り箸
・アセトン(洗浄用)
・換気扇(無いと同居人から非難轟々)
・雑誌とか新聞(キッチンペーパーとか高いよ!拭取るだけならこれで十分)

ちなみに、コバルトとパーメックは引っ掛けてこぼして大量に混ざると、爆発したり発火したりしてマジで危険です。
保管は別々に。

RIMG0319.jpg
まずはマットを使いやすい大きさにカットして、樹脂が染み込みやすいように軽く揉んでおきます。
パッと見柔らかい布っぽいですけど、これ全部ガラスですから掃除は念入りにしましょう。
すごい勢いで肺に刺さります。
顕微鏡で見るとすごいんですよ。凶悪。

RIMG0318.jpg
いよいよ張り込み。
調色済みのポリにパーメックを入れて1層目を塗ります。
比率は気温やらなんやらで調節するんですが、今回はポリの色が変わるのが嫌なので主剤100に対して硬化剤0.5パーセントです。
(コバルトは赤紫なんですが、パーメックと混ざると緑色になります。内着してる場合は硬化前と硬化後で色が全然変わっちゃいます。内着する場合はコバルトもパーメックも極力少ないほうがベネ。)

RIMG0320-2.jpg
1層目が硬化したら2層目を塗って、固まる前にマットを置いていきます。この辺は人によるんですが、僕はマットとポリが良く引っ付く感じがするので硬化前に置いてます。
マットを置いたら上から生ポリ+コバルト+パーメックをかけます。これがマットの繊維に染み込んで割れにくい、強力な複合素材(FRP)となります。繊維に樹脂を染み込ませることを含浸(ガンシン)と言います。
石膏もそうでしたが、マットに樹脂をかけただけでは強度は出ません。ブタバケで押さえて気泡を抜き密度を上げましょう。これを2層繰り返します。必要な強度に応じて繰り返す回数を調節します。
まあ、大体2層くらいが標準ですが。あんまり重ねすぎても収縮がひどくなってすげー歪みます。

注意するのは、基本的にマットは淵から中心に向けて置き、逆に気泡抜きは中心から淵に向けてする、と言うことです。樹脂の染み込んだマットは空気を通しません。マットの切れ目から気泡を抜く感じです。

RIMG0323.jpg
マットが硬化したら、御蛇様が怪我とかしない様にもう1層ゲルポリを塗ります。
硬化したマットは、これまた一見柔らかそうなんですけど実際は針の山です。
不用意に触るとブッスリ刺さりますよ!しかも折れやすいから肉に食い込むと大変なことに。
内側を触る場合はゲルポリでガードが必須。硬化したら軽くペーパーを当ててバリを取ります。

RIMG0324.jpgRIMG0325.jpgRIMG0326.jpg
遂に脱型!!
脱型する瞬間ってドキドキしますよね。誕生!みたいな。

RIMG0348.jpg
表面のバリを取って、不要な部分を削り取って、つなぎ目を消して、目に穴を空けた所です。
あとは着色すれば完成。ちょっとコバルト入れすぎて緑っぽくなっちゃいました…





では、本日はこれにて。
というか、複製のメイキングはこれにて完了ですね。4回にわたりお付き合いありがとうございましたm(_)m
お疲れ様です。

こういうメイキングってどうなんですかね?需要あったんでしょうか?
僕は造形始めたばっかの頃、こういう技法を紹介したページや書籍があんまり無くって金も時間もずいぶん無駄にした気がします。(見つけられなかっただけかも知れませんがw)
知ってる人には今更な話だし、興味無い人には何のことやらって感じかと思うんですけど、誰かの役に立てたらと…これからもちょくちょくメイキングは乗せて行きたいと思っています。
HP作って、別ページにまとめるのが一番良いんですけどね…HP作成も勉強しようかなあ。
では、またいずれ(^^
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